2022-01-06 最後の2行で涙 麻生幾さんの小説「観月」 予想外の展開にハラハラしながら読み進め、最後の2行で涙しました。 『そしてその下で、月明かりに照らされた貴子が「塩屋の坂」の上でしゃがみ込んで両手で顔を被い、激しく肩を震わせているのが涼の瞳に映った。』 主人公の母親である貴子さんの想いに涙。 まだ自分に子供がいないときに読んでいたら、もしくはそれより前の20代の頃に読んでいたら心動かされる部分はおそらく違っていたのでしょう。 昔読んだことのある小説でも今読み返してみると、また感じ方が違うんだろうと思いました🌈🌈