アルキメデスの執念
古代ギリシャのアルキメデスは、正多角形を利用してπの近似値を求めたそうです。なんと正96角形まで進めて「3.14」まで導いた。
すごすぎる。学校で「3.14」を教えるときは96角形まで計算し続けたアルキメデスの執念も紹介してほしいです。
きっと誰かから頼まれてやったわけじゃない。ちょっとあそこのアルキメデスさんずっと多角形描いてますよと近所の方々から言われてたかもしれないんです。
100万円あげるから多角形を円に近づけてみてって言われたとしても96角形までやり込む人って滅多にいないと思うんです。コンパスと、定規と。分度器はまだなかったのかなという時代に。
「半径1(cm)の円をコンパスで描いてみましょう。この円の面積がπです(cm2)。」というところからスタートして、円の公式を説明した後に、図のように6角形から紹介して、8角形まで実際に描いてみて円に近づいてきたよねと、これを96角形までアルキメデスさんはやりましたと。
その結果、3.14の近似値まで導きましたって説明したら驚くんじゃないかと。記憶に残りやすいんじゃないかと。
雑誌ニュートンは学校で習った算数や数学を、グラフで分かりやすく示してくれるので面白くて好きです🌈🌈
「雑誌ニュートン2021/12の64ページ」
「雑誌ニュートン2021/12の66ページ」