不妊治療で行ったこと
不妊治療で行ったこと
私は妻とともに約10年間の不妊治療期間を経て
可愛い子どもに恵まれた。
20代後半から子供が欲しいねと話していた。
中々できないところから、
『タイミング』も取り組んだがうまくいかなかった。
もしかしたら不妊なのかもしれない。
まず妻が診察にいった。
〇〇年9月
〇〇レディースクリニック
排卵障害の疑いあり。
多嚢胞(たのうほう)性卵巣症候群。別名PCOS。
10日後、同クリニックへ。
卵子をつくる力が最低レベルとの診断。
5日後、超音波測定を行うために、杉並区の某病院へ。
超音波卵胞測定(卵巣の厚みを確認)。
血液検査(ホルモン値を確認)。
約10日後、黄体期ホルモン検査。
翌週、月経時ホルモン検査。排卵誘発剤を摂取。
翌週、卵管造影検査。
さらに翌週、超音波検査。結果、『無排卵』。
不妊であることの現実の重さ。
その後、数回
排卵誘発剤は妻の身体に合わなかったのか、嘔吐などの副作用があった。
自分は精子検査を受けた。
奇形率が95%を超えていた。
妻も不妊で、自分は非常に高い奇形率。
排卵誘発剤は副作用があった。
さてどうするか?
二人で話し合って出た結論は、いったん不妊治療をやめようであった。
その数年後、体外受精を行い、無事子宝に恵まれた。
子供が二人いるがどちらも体外受精である。
そしてどちらも30歳を超えてからの治療である。
体外受精についてはまた別に記事を書こうと思う。
病院に通っているとき、何が驚いたって通っている人の数。非常に多い。
世間では今の20代、30代は子供に興味がない。欲していないんだという声がある。
または子育てのお金がないから産まないんだと。
お金をあげたら若者はもっと子作りにはげむと。
病院で、不妊治療のために、朝から数時間並んでいる人々(自分達含む)を見ていた時、果たして本当にそうなのだろうか?と感じた。