不妊治療 排卵誘発剤をやめてから体外受精を行うまで
不妊治療 排卵誘発剤をやめてから体外受精を行うまで
なぜ、排卵誘発剤をやめたのか?
私たち夫婦の当時の不妊状態についてはこちら↓
私たちは、排卵誘発剤を約6か月続けていたが無排卵が続き、排卵誘発剤による不妊治療をやめた。
結果が出なかったこともあるが、
妻の体調が明らかに悪くなることが一番の原因であった。
これは人によると思うが、妻の場合は排卵誘発剤が身体に合わなかった。
もう一つ、通院していた病院から感じる成果最優先のやり方に対して私が不信感をもってしまったからである。
当時、通っていたのは実績もある評価の高い病院であった。
排卵誘発剤により妻の体調が悪くなることを話したが、妻の体調よりも成果を出すためにどんどん治療を行うことを優先しているようなやり方が受け入れがたかった。
そこに、私自身の不妊(奇形率が非常に高い)ことも重なり、排卵誘発剤による治療をやめた。
次はどうしようか?
次に何をするかを二人で話し合った。
最重要は妻の健康を損なうような方法はとらないこと。
子供に恵まれず、このまま二人でいるのもいいね。
もし、子供が産まれたら当分行けないところに行ってみようか。
ヨーロッパの旅行や、フランス料理のお店とか。
私と妻は、不妊治療に光が見えない状態だったけれど、『もし子供が産まれたら』を想定して、今のうちに二人で行きたいところに行こうとなった。
イタリア旅行、スペイン旅行にも行った。
共働きで中々休みを合わせるのが難しいけど、どうしても行きたかったから、
GWの非常に高い時期に行った。
国内でも行きたいところ、食べたいお店に行きまくった。
この間の治療としては、主に漢方薬により、体質改善に取り組んだ。
結果として、漢方薬による治療は私たちには効果が薄かったが、この約2年間の期間は後悔のない大切な期間であった。
体外受精をしよう!
不妊治療の観点でみればほぼ空白の2年間が過ぎ、
2013年秋、二人とも31歳になっていた。
二人で話し合った。
最後にもう一回だけ不妊治療に挑戦しよう。
二人の年齢、不妊状態(二人とも不妊)を考えた上で、一番成功率が高いと考えた体外受精による治療を選んだ。
病院は、新宿にある体外受精で有名な病院を選んだ。
高額であるが、なるべく母体にやさしい、負担をかけない方法をとっていたことなど、治療方針が私たちにあっていた。
これでダメだったらあきらめようと。
こうして私たちは体外受精に取り組むことを決めた。